考えあぐねるなんて普段言わないけど
9月5日(日)に会場を借りていて、その日に何をしようか具体的になっていなくて考えあぐねていた。考えあぐねているなんて普段言わないので意味を調べてみたらわりかし的を得ていた。こういうことって結構あって、普段使わないような言葉遣いをする時がある。誰が話しているのか、僕じゃない人が言ってるみたいなそんな気分になるが、その時の言葉遣いが重要であるように思えて書き始めてる。
もともと9月5日以前に、いま写真展をやっているミサキドーナツで、閉店後にお店を借りて演劇なのかパフォーマンスなのかやろうとしてたけど、人の関係だったり、ご時世の関係だったりでその話は一旦なしになって改めて別の日を設けて何かやろうとしてた。メンバーは普段は即興でお芝居をしていたり、身体表現をしてる二人と僕。
会場は取れているから何かしたいなと思いつつ、いまいち言葉も出てこなくて考えあぐねてた。話しが元に戻ってきた。僕は考えあぐねていて、そんな中で昨日も色々話をしてた。それでもやっぱり言葉が出てこない感じだったと今さっき気づく。言葉が出てきてない時、僕が喋らない時って頭の中が困惑している時のように思えた。何か話し合いを進めるべき場で喋れない時は「今、頭の中が困惑しているから、質問してくれますか？話ちょっと聞いてもらっていいですか？」と言えたら良いなと思った。そんなわけなので一夜明けてmiiさんに「ちょっと僕の話聞いてもらっていい？」とお昼ご飯食べながら相談を持ちかけて聞いてもらった。
「もともとやりたいと思ってたのは今、展示してる場所に来てもらってそこで演劇なりパフォーマンスをすることがしたかったわけだから、改めて1日のためだけにガチな展示をやるとなると労力的に大変じゃない？11月に展覧会をやる予定はすでにあるわけだから、そこでしっかり展示されてる場所で時間をとってパフォーマンスが出来る方が気分が上がるね」となった。いろんなことが逐一変わってく。変化して行く。それは元あったものがよくないわけじゃなく、変化して行く自分の感覚と、未来の時間と味わいたい感覚と一致させてくことで、その作業というか確認が常に必要だなと思う。それで昨日話してて残っていたのが「ワークインプログレス」という言葉だったのでそれを元に場を作ってみようと考えると、いろんなことがすんなり行きそうな感じになって来た。淀んでたものが透き通ってくような、明瞭になってくような、通りが良くなるような、つまりがなくなるような、便秘気味だったんだと気付いたようなそんな感じ。
そんなわけで9月5日の場をどんな風に作りたいかを考えた時「Wさんと愉快な仲間たち 即興とワークインプログレス」的な感じになりそう。それは今一緒に動いてる3人と即興芝居のショーやワークショップを続けているWさんとの共同の創作活動の場みたいなイメージ。もちろん見学できるし、対話にも参加できる。演者の3人とWさんとのやりとりを見たり聴いたりしながら、自分自身の体験をそこに参加せてく。多分、僕たちがやることは徹底して素直に正直であることのように思えて、自分自身の素の状態をそこに置き続ける、徹底して今現れてるものを交流させ続けることのように思えて、それが個人の深まりでありながら、場の深まりとか広がりにもなって、その場に必要な問いが表出して、また深まってくみたいなそんなことを繰り返して行く時間になる気がする。これはまだ企画通してないけど、かなり面白そうやんと思って今書いてる。
演者と観客の垣根を越えて行くような場になったらいいなと思う。そういえば即興芝居って面白そうだけど実際にワークに参加したり、やってみるまで至ってないとよく聞く気がする。気のせいかもしれないけど、僕の中でその言葉が残ってる。だからただ見学するというよりは、参加に近い状態、自分の体験をそこに投げかけることができる、それを対話のタネとして、ひとつのシーンのきっかけとして扱いながら作られてく日みたいな。
これは書かないと忘れそうなのでメモ書きみたいな感じ。付箋、どこからかやってくる声のポストイットとその考察みたいな。めっちゃ話は変わるけど、昨日好きな音楽とか映画とかシェア出来たら面白いねと話していて、色々何が好きかなと考えてたら出て来すぎて一度にはまとまらなそうなので、小出しに書いていこうかなと。
一つ目は坂口恭平さんの頭上。
好きな人って聞かれて一番最初に出てくるのもしかしたら坂口さんかも。この動画むっちゃ好きで毎日聞きながら絵描いてた。本当になんでもやってる人。続けることの先生って感じ。
2つめはColleenのI'm kin。
Colleenもほんとよく聞いてる。絵描くときもそうだし、身体動かしたいときとかも。いま流れてるんはテニスコーツのばいばばびんば。
でした。
