いめーじのなみもり

Koji Mizoiの日記帳。

2020/05/06 no14

 今日は仕事早く終わった。頭の中に話したいことがあって、書き始める。昨日は早く寝れた。22時には布団に入った。実家の家の壁が変わっていて、豚餃子屋を始めていた。女の子といた。美人な子で一緒に歩いていた。テイクアウトを始めたらしく、味噌ダレがオススオメらしい。壁には豚の絵やいかにも餃子屋と言うような、文字とかが賑やかに描かれていて、あまり好みの感じではなかった。荷物を取りに来たのだ。昨日は病院にいたはずで最寄りの駅まで車で送ってもらった。どうして病院にいたのかはよく覚えていないが、年下のコウシロウが入院して、そのお父さんに送ってもらった。女性とはどのタイミングか覚えていないが一緒にいる。家の下まで来て階段を上る前に質問する。「ここで待っててもいいし、一緒に上ってもいいけどどうする?」そうすると怪訝な顔をされたような気がした。質問が良くなかったのかもしれないし、とにかく表情の変化に敏感に反応してしまう。余計なことを言ってしまったと思いながら一人で階段を登った。階段を登って家に入ろうとすると足元に黒毛の犬が転がっていた。寝転がっていたと言うよりは転がっていた。ボロ雑巾みたいだし、モップみたいだった。ただ目に入っただけで何か手助けしようとか、助けようとか思わずにそのまま通過した。愛情のない人間だと思う。だけど無視したわけじゃなくて、何の行動も起こすことができなかった。急いでいたし、荷物を取りに行かなきゃならなかった。荷物は3つあって、その一つは家の中にあるはずだ。もう2つはどこかに置いて来た。昨日の騒ぎで持っていくわけには行かなかった。その中には野球の道具が入っていた。オーダーのグラブとかユニフォームとか。だけど今もユニフォームを着ている。少し泥だらけだ。そのもう2つもきっとどこかで回収されているだろうと思っている。誰かが拾ってくれて、手渡してくれているだろうとそう思っている。

 男だらけの場所にいて、年は皆17、18歳くらいだと思う。見覚えのある顔が多数あって、男特有の悪ふざけというか、陰険な雰囲気が漂っていた。それを見て笑ったり、見て見ぬ振りをしたり、関わりたくない人は顔を背けたりしている。薄暗い部屋で、しばらくすると大きなトラックが来て、そこに皆運ばれていく。選別されてるみたいだった。力がありそうな人、腕っ節のありそうな人、運動神経の良さそうな人がどんどん運ばれていく印象だった。私もそのなかに選ばれたが、乗る直前で乗車を拒否した。なぜそんなことしたのかわからなかったが、私はここに乗り込むべきじゃないとそう思った。誘導していた男は睨みを効かせたが何も言わなかった。飛び降りると、いかにも貧弱そうな体をした人たちが移動している。私もその列の最後尾について移動を始める。さらに地下へと向かう。皆服を着替えて、それは身なりの綺麗とは言えない服で、古着なのかわからないが随分薄汚れていた。私は手を取って着替えようとしたが、赤い襟付きのシャツに目を向けたがやめた。着替えてしまったら何もかもが混同して、私は私を見失ってしまうように思えたのかもしれない。私はシワひとつないシャツを着ていたから、このまま進んだ方が良いように思えた。周りは皆着替え終わっている様子だった。天井に目をやると、ガラス張りになっていて、そこから無数の視線をかんじた。見ていると思った。監視されていたのかもしれない。私は、何事もなかったように着替えもせず列に続いた。

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 最近この花が好き。ナガミヒナゲシ。よく見かける。伸び方がにょきにょきしていて好き。花言葉は「平静」「慰め」「癒し」らしい。「あなたの役割は癒しかもしれないね」と言われたことがある。人を癒す力があるらしい。元に戻す力があるのかもしれない。凝り固まった思考とか、状態とか、身動きが取れなくなっている状況から、視点を変えて、元どおりの力強さを思い出してもらう、そういう関わりが得意であるようにも思える。人の問題がそんなに大きな問題に思えないこともある。他人事なのかもしれない。それよりも良いところが目につくことが多い。自分のことは相変わらずよくわかっていないのかもしれない。何がしたいのかとか、何を続けていきたいのかとか、何が大切なのかとか、そういうことが毎日コロコロ変わっていく。

 爪先に青色の絵の具がこびりついたままになっていた。ふと藍染をやりたいなと思う。色を見てそう思った。昨日は陶芸をやりたいなと思った。さっきは日記を書きたくなって今書き始めている。お昼は家系ラーメンにしようと思っている。買ってあった冷凍の海老ワンタン入れたいと思ってた。夜は塩焼きそば作ろうと思っている。レモン、あとはパプリカも買ってみた。それとマスク。トランスマスクをやってみたいなとふと思う。即興芝居のワークなんかでやってるのを見かけて自分もやってみたいなって思ってた。

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 自己表現がしたいわけでもなさそうで、通りすがりに出会いたいみたいな感じなのかもしれない。自分は不確かなままで良いように思う。固定化してしまうほど、窮屈になるから。メタモルフォーゼ。変身、変形。日々変わり続けていきたいし、関係性なんかもそうやって気の向くままに変化していけたら良い気がした。明日は即興芝居のワークがあり楽しみになってきた。もっといろんなことを試してみたい。習うというより、自分で試して、やってみて、味わいたい。そんな感じかも。