2020/05/01 no8

　体が重たいなーと感じていて、ふとここ数日カレーの連続だったことに気がつく。昨日若干お腹も下し気味で、これはカレーに対する偏見かもしれないが、カレーって重たい感じがする。地に足つけたい感じの時はいいのだが、体が重たいと言っているのにカレーを食べると、もっと重たい感じになる気がする。これはカレーに対する偏見であるようにも思える。20キロの玉ねぎのケースを持った時に腰に違和感が走る。ちょっと怪しい。これ以上いくとやばいやつと体は知ってる気がする。だからそれ以降かなりゆっくり動いた。そんなこんなで今自分の体が欲してるものってなんだろうって思ったらレモンが浮かんだ。体が軽くなりそうな感じがする。想像するだけで気持ちがいい。そんなわけでレモンを買って帰って料理する。今日は料理熱がある日でした。

　お昼はレモンうどん。玄関の菜園にあるクレソンを添えてみた。めっちゃ美味しくてテンション上がる。レモンのおかげかぐっすり昼寝できたかも。久しぶりに深い睡眠が取れたような。嬉しい。お鍋に水入れて、鶏がらスープの素、塩、胡椒、白だし、酒。レモン塩ずりして薄くスライスして乗せて完成。これだけでほんと美味しい。冷やでも美味しいだろうなー。

　晩御飯は白身魚のホイル焼きレモン添えにした。これもムッチャうまい。しかも簡単。バターしいて、白身魚、エリンギ、たまねぎスライスしたの、塩、胡椒、酒、オリーブオイル垂らしてレモン乗せる。ほしたらフライパンで弱火で蒸し焼きにするだけ。今日はレモン欲してたんだな。自分の体に欲しいもの聞いて料理するの楽しい。

　織物も進んでる。今回わりかし長めなので気長にやってる。昨日友達の作ったジャケット見せてもらってめっちゃ良くて欲しくなって、布熱また出てきた。シルクスクリーンとかやりたいなー。自分の絵布にしてみるのもやってみた。自分で織るのとはまた別のこともしてみたい。

　僕の感じていることはきっとあっているだろうし、どこかで間違っているのだと思う。絶対にあっているわけでも、絶対に間違っているわけでもない。どちらにせよあいまいで、そこに全てがある気がする。外に向いてもいいし、うちに向いてもいい。どちらが正義で悪でもないのに、どうして争いはじめるのだろうか。攻撃しているのだろし、されているのだろうと思う。それが社会や政治、性別や経済のせいでもいいのだろうし、自分の感受性、思想を疑ってもいいのかもしれない。例え疑いを持たなくてもそれはそれでいいのだと思う。ただ一つ言えるのは、自分のやるべきことはどこにあるのか、何に集中すべきなのかだと思う。僕は一向に集中していないし、気が散っているのだと思う。そのままでいいと思いながら、集中して作れる人が羨ましいと思っているのかもしれない。でも僕は飽き性だし、今日やりたいことが明日やりたくないことになる。本気でやろうと誓ったのに、明日はもうやる気がない。そんな僕自身の中で起こっているあらゆる騒動から離れるために芸術があるのかもしれないし、そんな大それたものじゃないのかもしれないけど、多分自分が味わいたい感覚はそこにあるのだろうし、麻薬みたいなものかもしれない。僕はその世界で自分がされて嫌なことを人に平気でしていることもあるし、それを謝ろうともしない。感情をぶつけたり、どんな状況でも平気で笑い転げたりする。

　どちらにせよ明日になったらまた感じていることも考えてることも変わってしまう。今日寝たら死んで、明日起きたらまた生きはじめて、今日は何がしたい？って自分にまた聞いてみる。