いめーじのなみもり

Koji Mizoiの日記帳。

余韻とか続けることとか見えてることとか。

 Mizoi Koji and Miho展「space」+即興演劇「theater」無事に終わって1日過ごす。思考がぐるぐる回ってる感じで頭が重たいので、指で脳みそ触る感じでほぐして、そのまま寝てしまうから体もぞもぞして伸ばして、また気づいたら眠ってみたいなことを繰り返していた。雨が強く降る時間があって、なぜかその時間に食料の買い出しに出かけるのだけど、靴の中までびちょびちょ。だけど傘をさして雨音のリズムで歩いたら心地よくでだいぶゆっくり歩く。勢いのある雨だけど、歩くためのリズムはゆっくりだったみたいな。

 展覧会が無事に終わったと言いつつも水曜日に搬出があるのでおしまいになるのはもう少し先な感じ。搬出が終わったらまた新しいことが出てくるのかもと思いながら、今も3日間に浸ったり、ダンスの舞台の時間に戻ったり、ここ数週間の記憶を行ったり来たりしてる。夢の中にいるみたいで、だけど前よりもしっかり地面を感じてるように思う。

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 朝はサラダともらったふかふかパンを食べて、夜はつけ麺にした。間で餃子焼いて食べた。さっきは織物していた。

 織った布が若干スカウトされた。すごく嬉しいなと思った。雑貨屋を始める人らしい。なんかすごく良い感じの雰囲気を纏った二人だったからいいなって思った。特にどこかで売ろうとか考えてなかったけど、いや考えたこともあったけど、良い距離感で雑貨屋さんに布をお渡しするのもいいなって思った。

 ふかふかで気持ちいとか、軽くてあったかいとか、色が綺麗とか、いろんなことを言ってもらい「へー、そうなんだ」って思ったりする。あんまり自分が作った感覚がなく、気づいたらこんなに織った布が積み重なってたんだみたいなそんな気持ちで、今回いい感じの気候になって来てたので布がやっぱりよく見てくれてたかもで、少し人目に触れてまた布がどんどん織れそうだなと思ったりする。

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 とはいえやっぱり絵を見てくれる人もいて、じっくり味わったり、体の感覚と出会ってたり話聞いてて面白かった。僕のキャンパスの絵は初お披露目ばっかりだった気がする。

 展覧会で舞台美術を作って、そこで即興の演劇をする。そんな試みも無事に終えることができて、今日はやっぱり浸ってる。すごく楽しかった。それにもっと自分の意識を広げられるだろうなって思えたのが嬉しい。いつだって図らいは突然にやってくるから、そのタイミングを逃さないというか、気づかずに逃してもいつもちゃんとまたやってくるから、世界はそんなに厳しくないっていうか、何度も何度もやり直せるし、だからこそ何度も何度も続けるしかないのだろうなと思った。僕は続けることでしか存在しないのかもしれないし、そのこともまた忘れてしまうから、だからまた続けて、何度も忘れてた感覚を思い出して、感情が動いて、それがエネルギーになって、また続けてく、みたいな。

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 日記て自分が何を見ているかを、聞いているかを、感じているかを記すことなのだろうなとなぜか思った。外側からどう見えてるかというよりは、僕が、私が、内部が、心臓が、呼吸が何を見ているかを知るための、記すための行為みたいなそんな気がする。さてさて、お風呂はいって寝よう〜。おやすみなさい。