いめーじのなみもり

Koji Mizoiの日記帳。

逆鱗に触れるのは傷ついてるからで、いつも傷つけてるからだったりね。

 逆鱗に触れるみたいなことがあるのですが、まあそのままなのですが、ずいぶん失礼なことしてくれるじゃないかみたいなことがあったとして、大抵土足で自分の領域に踏み入られてると感じる時なのですが、身体に起こる強い感覚だったり、拒否反応だったりが瞬時に起こって、もうすでに戦闘体制に入ってるみたいなそんなことがあるわけです。許しがたかったり、無礼だと感じる。その部分の思想的なところや思い込みはあるにせよ、何がともあれその逆鱗に触れる時の感覚って、ものすごく傷ついてる、内部をえぐられてる感覚であるように思い、防衛本能的に逆鱗に触れるの状態に振り切ってて、傷ついてるのを隠すために激怒してるんちゃうかみたいな。結局のところ、激怒してるのではなく、ものすごくその瞬間傷ついてる。

 それでその瞬間傷ついたのだから、よしよししてあげようっていうのもあるのですが、結局のところいつも自分で自分を傷つけてるよねってことですね。わかりやすく、反応しやすく、外側に現れる。目の前の誰かが言ったこと、やったことがどこからともなく飛んで来たわけじゃなく、いつもどこかで自分が自分に言ってたり、やってたりする。もしくは誰かに直接的に言ったり、やらないにせよ、誰かに対して傷つけるような目を向けたり、態度を向けたりしてる。それも傷つけられないようにするために防衛的にやってたりするのかもしれないが、結局いつまでたっても争いはなくならず、いつもどこかで怯えていたりする。

f:id:mizokoji88:20211210220825j:plain

 自動的に流れてくる不快な思考を、現れた時に気付いて止めてあげるのは、自分の体に触れてあげることが良い感じ。頭なのか、首筋なのか、腰なのか、胸なのか、ふくらはぎなのか、その時触れてホッとする、感覚が変わる、じわーっとする、溢れてくる、流れていく。

 身体に、内臓に、血液に、リンパに、髄液に、神経に、細胞に触れる。ただ接触する。巡っていることを思い出す。関係する。自分と関係を構築する。築いていく。より優しく、ホッとできるような、自分の感覚を活かせるような、創造性を発揮できるような関係。

f:id:mizokoji88:20211210221758j:plain

 散歩していて「あなたは感性を大切にしなさい」って言われたことをなんでか思い出して、言い換えると「感性を活かして生きなさい、仕事しなさい」って言われてた気がしている。

 そうそう、それで誰かに傷つけられてるわけじゃなく、いつも自分が傷つけるような関わりを生み出してるわけですから、なにが自分はホッとすることができて、落ち着いて、呼吸して、視界を鮮明にして世界を見渡すことができるか。大体、激怒したくなる時って身体から意識が飛び出てたりする。ある種身体に戻るための出来事だったりする。

 それで身体に起こる反応を逸らさないで、もっと丁寧に見て行くことができるように思う。すこしレベルアップする時なのかもしれない。ひとつひとつの出来事や、反応やらが細かく気になるので、できればもっと鈍感な性質が良かったと何度も思ってるが、こういう細かさが今世必要で、言語化だと凝り固まって何も話せなくなるが、感じてる様を言葉にする、その流れを、今を捉えて行くみたいなことは常にしていきたいのだろうと思っている。

f:id:mizokoji88:20211210223835j:plain

 押したり引いたり揺れたりブレたり踊ったり歌ったり。音楽みたいな日記。