いめーじのなみもり

Koji Mizoiの日記帳。

要望を伝えることだとか声を出したいこととか。

 ものすごく久しぶりにマッサージに行く。目と頭が重たい感じだったのでドライヘッドスパと全身を60分。いわゆる強もみが得意な方で、割と絞られてる感じで気持ちよかった。腰のあたりがかなり張ってたみたい。逐一「強さ大丈夫ですか?」と聞いてもらっていて、全身やってもらってる時は強いのもよきだったのだが、頭やってもらってる時に強さを弱くしてもらいたいなと思ったのだが、その一言を発するのに以外と勇気がいって「なんか気まづくなってしまったり、嫌な思いをさせてしまいやしないだろうか」と不安に襲われたのだがここはもう少し柔らかくやってもらいたいのだから勇気を出して言ってみようと少しもぞもぞしながらも「あの、もうちょっと圧弱めだとどんな感じですかねぇ?」と最大限に不快感を与えないであろう言葉を懸命に選び、そしたらちょうどよく調整してもらえて、頭も気持ちよくやってもらえた。勇気を出して言ってみたら施術してくれて方はナチュラルに強めの圧をかけられるようで、なんかお互い言ってよかった、言ってもらえてよかったみたいな感じになれてとても嬉しかった。なんかわからんがアニメの話とかもして、そんなに詳しくないのだが、ちょっとした雑談的なものも嫌がらずに出来ている感じがして、このコミュニケーション力はもしやWさんのおかげなのではと後々気付いたりしたのでした。

 要望を伝えられるってとても大事だなと思い、言ってみて出来ないことは出来ないのだろうし、だから伝え合ってその場を共有できる方がとても心地よく、楽しい時間を過ごせるよなと改めて思った。要望を何も言わずに持ち帰って後でネット上に、口コミにナンチャラカンチャラって好みの関係の築き方ではないし、そうやって現場で、逐一話して一緒に作れるみたいな共有できてるみたいな感覚になれるととても嬉しいのだ。店員さんはなぜか関西弁で、鎌倉なのだが、京都奈良あたりにいる気分で、なんだか小旅行した気分になれて楽しかったのでした。

 夕方からうみらのオーセンティック・ムーヴメントがあり、何もない映像や画面からでも、人は何かを見ているし、そのイメージや記憶みたいなものがその場に現れて共有されて行くのってとても楽しく、好きな作業だなと思った。現実、目の前にあるものを口にすることは少し違う心地よさみたいなものがあって、やっぱりイメージを持っているし、その中で生きているし、目の前にあるものを本当にただ見ている状態ってそれは曇りがなく見ているのか、それとも矯正的に見ようとしているのかわからないけれども、本当に自分が見えているものを語ることの穏やかさというか、滞りのなさみたいなものを体は欲していたように思った。

 昨日はアレック・ソスの展覧会を観に葉山に行った。おとといふと写真を観にいきたいと思って、なんか早めの行動だった。改めて今、写真をみるってすごく面白かった。絵よりもリラックスしてみれるというか、作品にもよるのかもしれないが、ただ視線だけがある感じがして、メッセージというよりは、その眼差しみいたいなものを感じられて心地よかったのだ。映像の作品をみてたら、無性に目が疲れてることに気づき、それでもって今日はマッサージに行くことを決意したのでした。

 なんだか絵が楽になったというか、通過していた部分、ここで止まっちゃいけないみたいな場所からの行き先を見つけられた感じがして、ある意味で否定し続けてた場所を許せて、そこから違う景色が少しつずつ見えてる感じがしてる。おととい展覧会調べてたら10月に葉山で内藤礼さん展示やるようで、おおこれも行きたいじゃんなんて思って調べてたら、内藤礼さんの絵が出てきて、その余白がすごく心地よくて、そこに乗っている色の形とか行方みたいなものを僕も体験してみたくなったというか、ここにいていいんだって思うことができて、そうしたら絵を描くのがまた楽しくなった。以前まであった過剰さみたいなものが今はわりかし昇華されているように思って、それが以前は過剰ではなく、体にあった反応みたいなものだったのだが、今はそこに向かうにしてもあまり反応はなくて、だからもっとその前にあったところ、力を入れて無理やり行かなくても、本当に現れてるものをただ素直にそこに乗せて行く、現して行くみたいなことができたらとても嬉しいなと思った。そんなことをしていたらいよいよTシャツのいい感じの案も出てきたので、今年のTシャツもそろそろ作り出せるのではないだろうか。miiさんはTシャツの調査に入ってくれてて、来週試作品届くらしいので楽しみ。

 今月ウンゲツィーファのWSで脚本を読むみたいなことするらしくて「おお〜〜〜、本読みしてみたい〜!」ってなんかすごく思って、小学校の頃の国語の時間が思い出されて、本読みの時間、なぜか積極的に手を上げてたなと思って、なんかを声に出すの好きだったんだろうなと思って、朗読みたいなこととかそういうこともなんかいいなって思った。そういえばマッサージ受けてる時声の話になって「谷原章介さんや堀内賢雄さんがさんの声がむちゃ好きなです〜」って言ってて、なんか声っていいよねって思って、なんか声に出したいなって思いながらこれからソーメン作る。

楽しい時間と繋がってること。