いめーじのなみもり

Koji Mizoiの日記帳。

確定申告状況とか感覚の変遷とか

 久しぶりにブログ開いて書き始める。前回書いたのは雪が降った日だった。雪が好きなことを訴えたかったのだと思う。天気予報見たら雪マークが付いている。ちょっと焦る。気づいたら3月。

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 昨年の3月に開業届を出した。とはいえこれまで通りにあまり深く考えずに活動した。ノルマを課したり、売り上げをあげようとかそういうことをせずにひとまず展覧会とか演劇はやりたかったので企画して、売り上げは9万ちょっとだったのだけど、自分たちで作ったものがお金になることは嬉しいなと思った。そう、それで開業届を出す際に青色申告を選択していたのでそちらでやってみていた。freeeという会計ソフトを使っているのだが、使用感自体は簡単なのだけど、勘定科目とか家事按分とか棚卸しなど、そのあたりの考え方が自分の中で定まっていなかったので難しく感じられて沼にはまる。出たり入ったりしながら、一旦書類は何事もなく提出されたものの、よくよく確認するとちょっとしたミスがあったりして、改めて確認してやってる。訂正申告が必要で、ちょっとずつですな。心配や不安がかなり出てくるのだけど、案外作業自体は嫌いじゃなかったりして、軸だけ定まればもう少し快適にできるかもしれないと思ったりもする。その軸を考える良い機会であるようにも思える。作品は増える一方なのだが、どこからが商品になって、何を持って販売するに至るのかが曖昧だったので、今回の件で基準みたいなものが決まってきてて、それはすごく嬉しい。無作為に生まれ続ける作品が、少しずつだけど自分の喜びの感覚と共に誰かの元に届けられるような気がしていて、その予感はもう感じれてるから、あとはやってみるだけなのだと思った。

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 気づけばいつからか自立したいみたいな気持ちが芽生えた。幼稚園の時だったと思う。母とふたりでエレベータに乗っている時に僕は家を出たいとなぜか思っていたので「家出する準備はできました」と伝えた。母は「何言ってるの?帰るよ」みたいなそっけない対応だったと思う。そのやりとりをなんだかずっと覚えていて、それからことあるごとに自立しなければとなぜか焦っていた。なぜそんなに焦っていたのかわからない。その思考がエスカレートして、冷静な判断が出来なくなったり、疲れ果てて動けなくなったりしていたことが20代はほとんどだった気がする。動きたいと思ったときに、焦りや否定感や嫌悪感がセットで、いつも少しの行動が重たく感じられ、疲弊して、すぐに何も出来ないと無力感が出てきて、そういう悪循環の中にいた気がする。

 「自分さん、自分さん今日はなにをしたいですか?」そんな神田橋條治先生的な声かけをする。昨日はキムホノさんの展覧会、ミロの展覧会、CIの集まり、ヨガなどいろんな興味があるものがあって、どれに行こうか悩んでいた。結局キムホノさんとミロの展覧会に焦点を当ててmiiさんと出かけようとするが駅まで行って立ち止まる。miiさんが予定を空けてくれていたのもあって行こうとしていたんだが、胸がざわざわしてあまり行きたくない感じがする。「本当にいきたいかなぁ?今、誰かの作品見たいわけじゃないかも。なんか体動かしたい」となり、駅まで行ったがひとまずタイ料理に行ってパッタイカオマンガイをテイクアウトしてパプワくんのオープニングソングを歌いながら帰宅。帰り道話していると子供の頃の遊びがミニ四駆やカードゲームやスピードや能力を競うような対戦形式でそれが苦しく感じられて、辛かったのだとなんでか思い出した。その時感じていた不快感は自分にとって望まない遊びで、戦うのが嫌だったことをようやく自覚できた瞬間だった。

 結局夜はCIに参加するので中野へ。なんだかここ最近で委ねるみたいな感覚が腑に落ちた感じで楽しい。なんでもそうなのだが、楽しいことは楽しいはずなのだが、やれなんだと難癖つけて楽しめなくさせてるのはまったく別の本来の自分ではない存在で、だからそういう楽しさから遠ざかる存在とは少しずつ距離を置きたいと思って意識してる。平和な世界を作る心がけと自分自身を生かすためのコミュニケーションが必要で、気分が悪くなる感覚は選択しなくて良いのだから、瞬間瞬間を見極めていくというか、瞬間を間延びさせなことだと最近思う。瞬間を伸ばさない、今は、今なのだから、過去の不快感に後ろ髪引かれない、未来の不安を抱え込まない。今の心地よさ、軽やかさを選択してく。それを瞬間瞬間選択する、持続する。何回も、何回も持続する選択をする。

 身体の印象が子供みたいだとか、二の腕が女子高生の脚みたいだとか、文章が感覚的で内面を現してるとか、哲学者だとかたくさん褒めてもらえて嬉しかった。全部ポジティブに受け取れば良いなぁと思う。確かに文章は内面のことを書いてて、書いてる層みたいなのはある気がして、今は感覚のことを書いてる気がする。noteとかに書いてるのは意識の日記みたいな。今日は画材の買い出し行けた。今月はキャンパス多めに進めてみようと思うのでした。と言いながら今日は紙に描く。今回はトルション水彩紙にしてみた。楽しみ。明日は経理、税務関係に興味ある友人に話聞いてもらうのでありがたし。なんでも一人でやろうとしないこと。頼ってみたり、聞いてみること。だけど自分の感覚のこと、望みのことは誰かに聞かず、聞いても誰も知らないのだから、自分でじっくり対話してみるのが良いなと思うのでした。

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 今の感覚の、変化の記録みたいな場所。