買い物日和の数日間と家と体と身を置く風景。

　服買ったり、画材買ったり、油そば食べたりそんな数日。この一週間ほど状態が上がらずにいて、イライラしてる感じや、ずっと眠たい感じが続いていた。少しずつだが滞っている感覚をときほぐすみたいなそんな時間。衣類の整理や部屋の掃除を徐々に進めつつ、足りてないなと感じるものを買い足す。ズボンやタンクトップ、靴などなど。お値段高くても良いものを一着で良いから買おうスタンスも好きなのだが、今回は安くて良い感じのものをゲットしようがテンションが上がったので、ネットで見てたら形とかいい感じに見えたのでなんかGUに行ってみたいぜ！ってなって行ってみる。値段はお手頃なのだが、生地感が少し肌の感覚とあってなかったので、結局ユニクロにも行ってみる。なんとなくアウターは人と被ってると悲しくなる傾向にあるので探さず、ズボン中心に探す。良さげなの2着発見。ガシガシ履けるワークパンツ系と、夏に軽めに履ける感じのやつが気に入ってすぐ購入。タンクトップは結局無印で。肌着系は無印が良いなと改めて再確認。ほんでガシガシ履いて履き潰すくらいの感覚で靴買おうかと思ったら、久々にVansのスニーカー欲しくなって購入。結構気に入って、履き潰す感覚じゃない！となり、もうちょっとお安めで改めて靴買おうと思っている。無印のスリッポンかなぁ。去年買ったサンダルも無印。良い感じに使えてる。

　買い物ついでに本屋に立ち寄って小屋特集的な本を見てた。引っ越ししたいなーとか思っているので、ちょっとずつ情報収集してるのだが、家だけで探すと僕はあまりしっくりこないことがなんかわかった。その土地と風景と家が合間ってる感じが好きで、全体が心地よい空間として広がってるのがとても大事なのだと思った。どこまでを建築するかってすごく大切で、家だけの設計じゃなく、その土地とか風土とか、景色も含めてその中の一部として家があって、そんなふうに心地よい場所を作れたらめちゃめちゃ良いなと思って、引っ越しというか家作るスタンスになってるのだが、家に関しての視点が新しい発見でとても嬉しかった。

　今日はなんとなくだがドキッとして萎縮するような感覚と出会うことが多かった。それは人物を通してなのだが、どうしてそんな風に縮こまるような、怖いと感じるような感覚になるのだろうかと思いつつ、その場にいるとき、できるだけその空気じゃないものを身に纏うというか、そんなことをしている。一回深呼吸して、恐怖とは違うものを纏う。それは冷静さであったり、穏やかさであったり、目の前で広がっている周波数とは違うもののように思う。自ら発して、自ら身に纏うことで、少し空間が揺らぐというか、ズレた場所にいる感覚になれる。だから、とても丁寧になれるというか、少し目の前の人に対して目を合わせられる余裕が生まれるというかそんな感じである。とはいえ、例えば態度が悪いとか、あまり好ましくない態度をしている人を見かけたりするとき、度合いの違いはあれど自分もそんな風に、似たようなギスギスした空気を身に纏い、嫌な感じを振りまいていることもあったりして、だからドキッとするのだと思っていて、そんなに出来た人間じゃないから、自分を正すとか直すとかよりは認めてくというか、そんなしょうもない側面を自分も持ち合わせていることを自覚できるようになってきたのは良いことだなと思う。目の前の人物にイライラしているとき、大抵自分にある側面を否定していたり、許せていない時だったりして、だから目の前の人をどうこうとか、理解しようとかする必要はなくて、ひとまずイライラしてる自分の感覚を大切にするというか、そうかそうかって居場所を作って、それでいて、その側面を少しずつだが受け入れてくことだと思うのだ。ひとまずではあるが「いまはイライラしてる感覚になってて、すぐにどうこうできなそうだから、今はイライラします」って自分で決定して居場所を作ってあげられると少し緩むというか、イライラが緩和する気がして、だいたいそのうち忘れてるってことがあるから、今現れてるものをないことにしない、一つ一つ扱ってくことがやはり大事だと思う今日この頃。

　昨日はヤさんのゴロゴロり。イメージを広げようとしてもイメージだけでは広がっていかなくて、逆にぎこちなくなってしまったりするのだけど、自分の呼吸を通してその場所に身を置けるとイメージは自然と広がっていける、体が広がっていける。そんな感覚になれて嬉しかった。体が広がった時、日常の中で狭まっていた感覚が解放されて、日常の中にも心地よく身が置けるようになっていたりする。小さな場所で感覚でコソコソなんとかしようとしても、結局小さな流れだけになっていて、もっともっと壮大に流れていけるそんな状態があって、そちらもちょっとずつ体がわかってきてて、だからこそいろんなことを赴くままに続けているのだと思うのでした。