いめーじのなみもり

Koji Mizoiの日記帳。

2022/10/31

 なんだか最近ビーズが気になっていていたので、ビーズ売ってるのか調査をしにスワニーへ。売ってた。キラキラしてない、しっとりした感じのキナリ色などが良くて、あ、このまま勢いで買っちゃおうかなーと思ったのだけど、道具何を買ったらいいのかわからないのと、つまりまったくどうやって作るのかを知らないままきたので、慌てて買わなくていいやーと思ってそのまま本屋さんにいくことにする。ビーズの本あるかなーと探していたのだが、いまいちいいのがなかったのだがレジンで作るアクセサリーの本がむたんこ可愛くて読んでた。ヴォーグ出版だった気がする。教科書を選ぶことって大事だなと思う。つまり先生を決めるってことなのだが、そのあたりもやっぱり自分の感覚をフルに使うのだと思うのだが、miiさんはそのあたりめちゃめちゃ上手だなと思った。すいめんの衣装を作るのにいくつか本を読んで教科書にしてて、選んでた本がめちゃめちゃ良くて、テンションの上がるものだった。テンションといっても、え、かわいいウキウキ。みたいなニコって綻ぶような感じのもので、そういうものを探すって大事だよなって思う。あとは動物のフェルトの本があったのだが、それも一冊結構可愛くて、え、かわいいウキってなった。これはウキがひとつくらいな感じ。そんなわけで、ビーズでなんか作ろうかと思っていたのだが、ただウキッとするもの見たかっただけだったりもして、なんだか少しウキウキした感覚をゲットできたので、今こうして書き始めていたりする。そういえば僕って織物をしているのだが、手織り機が家にあって織ってるのだけど、時折やってること忘れたりして、なんだかウキウキするアクセサリーや小物見たら織りたいなって気持ちがウキウキ湧いてきたりしたのでした。

 気づいたらせかせかと足早に歩いていたりして、少し立ち止まるようにしていた。ふと気づいて歩くペースを今に戻す。なんだかすごい流れの中にいるような気がして、車や人や、自転車やそういうものが足早に通り過ぎていくことに影響を受けて、今の自分の歩みを忘れてしまうことってあるように思って、だから気づいたら立ち止まって、一呼吸して、気づいたら立ち止まってまた一呼吸して、そんなふうに歩いている。なんだか最近せかせかとした意識というか、流れが多くなってきたように思う。多くなってきたというのは多分量というか、あくせくしてる感じが目立つような気がする。だから気をぬくと訳も分からずその流れに飲まれてしまうような感覚がある。だからこそ立ち止まる、何もしないで呼吸するみたいなそういう一瞬がとても大切なように思う。見失わないための術なんだと思う。気づいたら何が何だか分からなくなってしまう。ものすごい情報に飲まれたりする。なので落ち着いて気に入った本とかを眺めたり、自分がウキウキするもので満たしていくのはとても大事だと思う。ほころんで、なんだか力が抜けるというか、楽になれる感じがとってもいいなと思う。

 そんな意味で、織物を始められたのがじょうたさんでよかったなと思うし、絵もトゥオンブリーに出会えてよかったなと思う。たぶん今後も僕の指針なのだと思う。

 今欲しいものをなんとなく書き出してみて、緩くなってたり、穴が空いてるパンツや靴下が増えてきたので買い足したいなーとかボディーソープそろそろ無くなりそうだなーとかそういう感じのやつ。それで書き出すと、じゃあせっせと買い出しに行かなきゃとなるのだけど、今の今は急に買い足さなくてもやってけていて、今日の今日勢い余って買いに行ってもすごく疲れるだろうから、今日は書き出すだけにとどめておいた。ビーズを買い急ぐのもそうだが、なんだか余裕なしにせかせか買ってしまう時って本当に浪費というか、循環してる感覚にならないので、落ち着いて後日買いに行こうかなーと思う。なんだか今は、落ち着いて行動するのがいい感じな気がしてる。せかせかしないで、ひとつひとつ丁寧に扱うこと。そう思うと、また創作に向かいたくなったり、スケジュールに焦ってせかせかしたりとかそういうところから抜けて、穏やかにそこに居れるような気がする。これもやっぱり都度都度、立ち止まる、意識をその場に戻すの連続なのだと思うし、思いっきり飲み込まれてしまうことももちろんあって、そうなったら何がともあれ横になって、深呼吸したり、昼寝したりがいいんだと思うし、細かく今を捉えることは、演劇してるからダンスしてるからとかじゃなく、日常にあることなんだろうなって思う。

 攻撃性は心配や不安からくるんだろうなとなんだか思い、奪われてしまうとか、そういう枯渇する感覚からの焦りみたいなものがある気がする。なくなってしまうことへの不安。そういえば結局何もかもなくなってしまったことはあったのだろうか?すべてを失ってしまったことがあったのだろうか?苦しくて仕方なかった時でも、その隙間に満ち満ちた感覚と出会うことがあったし、きっといつもそこにあるんだろうなと思うから、日々のほころんだ感じのウキウキを大切にしたいと思うのでした。

綺麗だったりウキウキに気づけるように立ち止まったり呼吸してたいのでした。